名古屋市議会 2021-03-19 03月19日-07号
まず、第16号議案に関し、委員からは、堀川上中流部及び新堀川上流部における水質調査結果を踏まえた下水道の分流化に係る今後の取組がただされ、当局からは、今回の調査結果から、合流式下水道は、雨天時にふん便性大腸菌を含む未処理の下水が雨水吐き口から越流するという課題があることが改めて明らかになった。
まず、第16号議案に関し、委員からは、堀川上中流部及び新堀川上流部における水質調査結果を踏まえた下水道の分流化に係る今後の取組がただされ、当局からは、今回の調査結果から、合流式下水道は、雨天時にふん便性大腸菌を含む未処理の下水が雨水吐き口から越流するという課題があることが改めて明らかになった。
平成13年、堀川でモニタリング調査を3カ所実施した結果、降雨量により瞬間的にBODで220ミリグラム・パー・リットルという雨水が流れている箇所があり、また、ふん便性大腸菌は多数、長時間検出されています。公衆衛生上極めて問題が大きいと考えます。
その結果、公共用水域の水質汚濁、ふん便性大腸菌などによる公衆衛生、下水に含まれるごみの流出、降雨後の悪臭などの問題が顕在化してきております。 ここで、仙台市の合流式下水道の現状について説明します。 本市では、下水道計画区域の約16%に相当する中心部の2,849ヘクタールが合流式下水道区域となっております。そして梅田川や広瀬川、六・七郷堀や名取川に74カ所の雨水吐き口があります。
まず、いなげの浜の水質調査の結果でございますけれども、いなげの浜は海水浴場になっておりまして、毎年、遊泳期間前と遊泳期間中と調査をしていまして、項目といたしましては、ふん便性大腸菌群数、それから油膜、COD、透明度について調査をしております。平成18年度につきましては、遊泳前がBランク、遊泳期間中はCランクでございます。
調査の内容は,生物化学的酸素要求量,それから,化学的酸素要求量,浮遊物質,大腸菌群数,ふん便性大腸菌群数などの水質分析を行っております。 その結果,合流式下水道からの越流水では,降雨により管渠内の堆積物が洗浄されまして,瞬間的に高濃度の放流水が発生することを確認しております。
一方,道は道内すべての668 浄水場を対象として,ふん便性大腸菌群等の指標菌の有無を判断指標としたクリプト汚染のおそれを調査し,65浄水場の原水で指標菌が検出されたものの,徹底した浄水処理により,現時点では問題がないとの見解を示しております。
また,ふん便による汚染指針として有効である,ふん便性大腸菌群等の検査も実施し,影響の有無を把握することによって水道水源水質の安全確保に努めております。 感染した場合の症状については,病原性大腸菌O-157やコレラ等は消毒用塩素に極めて弱いため,水道水からの感染は考えられません。また,水道水に起因するクリプトスポリジウム症の感染であれば,発症者がある給水域に集中的に発生すると考えられます。
本年7月に,昨年秋,調査をした同じ児童公園10ヵ所の砂場におきまして,犬,猫の回虫卵とふん便性大腸菌群を調査いたしました。その結果,回虫卵につきましては,8ヵ所の公園の砂場から検出をされ,また,ふん便性大腸菌については,環境庁が定める海水浴場の基準に仮に当てはめてみますと,2ヵ所の公園の砂場で基準を超えておりました。
本市は,昨年の10月に,市内10ヵ所の児童公園の砂場におきまして,犬,猫の回虫卵,それからもう一つはふん便性大腸菌について調査をいたしました。その結果,回虫卵につきましては10ヵ所中5ヵ所の児童公園から検出をされました。また,ふん便性大腸菌群につきましては,10ヵ所中9ヵ所が心配のない結果でございました。以上です。
問題なのは,ふん便性大腸菌であります。これは,7月2日──7月2日といいますのは,降雨後の3日後に当たるわけでありますけれども,この日の結果のみが,元宇品南西2地点において不適という結果が出ております。もっとも,降雨直後においては,大腸菌がふえる結果となっておりまして,この7月2日以外の他の2回の検査では,大腸菌についても快適の基準に当てはまっているのであります。